スペインの首都マドリードから3時間

標高1000 メートルを超える高原が広がるギフエロ村は
100 年以上続くイベリコ豚の産地です。
広大な草原には樹齢50 年になるコルク樫の森林地帯が
等間隔に生えており、秋の実りにむけて地面から
たくさんの栄養を貰っています。
多くの湧き水が川へと流れ、森を通った風が山脈に沿って吹いています。
手つかずの森にはローマ時代の遺跡や絶滅危惧種の動物が生息し
空にはコンドルが飛んでいます。
今なお残るイベリア半島の自然の中でライフジュエルのイベリコ豚は
育っています。

イベリコ豚を大切に守り続けて

農場のご紹介

Presentation of farm

~産地へのこだわり~

ライフジュエルのイベリコ豚たちが育つ農場は『ギフエロ村』にあります。
イベリコ豚の産地で最も標高が高く、海から遠い場所にあります。
乾燥した風が吹き、寒暖差の激しい環境で育ったイベリコ豚は特に脂の甘みが強く、生ハム作りにも最適です。

・スペインで最も歴史のあるD.O.

ギフエロは1986年に『原産地呼称制度(D.O.)』
(スペイン政府が味と品質が特に優れているものを認定する制度)の認定をハモンイベリコの産地として初めて受けました。

ギフエロの放牧場

血統の管理や製品の規格に合わせて給餌の管理などを行っています。

すべてのイベリコ豚は、耳のタグによってトレーサビリティ管理されています。

Dehase(デエサ)

最高のイベリコ豚を育てる樫の木が続くデエサと呼ばれる森林地帯。

ギフエロに絞った育成のため、育成頭数が限られ希少価値が高い。

理想的な自然環境とローマから続く製法

美味しさの秘密

The secrets of pure taste

ギフエロの広大な自然が与えてくれる上質な水、土、空気は、どれも作物にとって大切なもの。山から続く、清らかで澄んだ水が作物を潤し森が蓄えた栄養分が肥沃な土壌を育み、たくさんの木々が新鮮な空気を送り出してくれています。当農場のイベリコ豚は、この様に豊かな自然環境の中ですくすくと育ちます。

ギフエロは標高1080mと高く、通年山脈から吹く冷涼な乾燥した風の恩恵を受けています。南部の産地が標高600 メートル前後なのに対して、ギフエロは1000 メートル以上の標高があります。寒暖差のある厳しい寒さの中で育ったイベリコ豚は霜降りの脂身を蓄える為、良質な肉の旨味を味わえます。

最高のイベリコ豚を育てるために大切なデエサ(ドングリが実る樫の木が続く森林地帯)。当農場のデエサは約3500ha で、樫の木がバランスの取れた感覚で広大に広がっており一本一本に十分な栄養がいきわたる為、ドングリが大きく実ります。この様に良質なデエサを有しているおかげで、当農場のイベリコ豚はより高品質な肉質になります。

当農場では、ドングリが実らない時期は長年の研究で培った自社飼料で給仕しイベリコ豚の肉質を高品質に出来るように徹底して管理しています。この自社飼料も、これで完成ではなく日々より良くなるよう自社で研究を続け、品質の更なる向上に力を入れています。

ギフエロ村の周りには豊かな大自然が広がっており、植物や動物なども美味しいイベリコ豚を作るのに無くてはならない大切なものです。

人の心も自然も豊かな小さな村

ギフエロ村のご紹介

Presentation guijuelo

人口5660 人
男性2617
女性2624
面積63.23/km²
標高1010m
アクセスマドリードからバスでサラマンカ(2 時間半)まで、サラマンカからギフエロまで(2 時間)ほどで行ける。
もし車を使えばハイウェイで4 時間程。マドリードからサラマンカまで電車であれば1 時間半ほど。
特徴現在のギフエロは中世の間にレオネ王によって設立され、人口が増加し、1833 年に現在のサラマンカ地方に加
入しました。豚肉製品産業はギフエロで最も重要な産業の1 つでもあります。ギフエロの村に入れば大きな工場が何件も見え、村と周囲には加工メーカーが70 軒ほどもあります。
村の中心部を歩けばハモンイベリコを扱うお店が色々あり、どの店も素朴だが趣ある外観でつい立ち止まって見てしまうほどです。
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